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100 均の製菓道具でちゃんとしたお菓子は作れる?④<マドレーヌ型・フィナンシェ型編>

Posted on 2022-11-082024-05-23

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

第四弾はマドレーヌ型・フィナンシェ型です。

※以前の記事ではダイソーのシリコーン型2種で検証していましたが、その後Seriaのシリコーン型とダイソーの金属性の型が発売されたので加筆修正しました。

他の記事はこちら

→①ジェノワーズ型編

→②パウンド型・マフィン型編

→③カヌレ型編

→⑤基本の道具編

→⑥あると便利な道具編

→⑦タルト型編

<今回使用した型>

※価格は全て税抜きです。

①ダイソー シリコーンケーキ型 マドレーヌ 200円

 サイズ:7.3×4.7cm×深さ1.2cm

 耐熱温度:-30℃〜230℃

 シリコンの厚さは薄すぎず、深さは②より少し浅めです。

②ダイソー マドレーヌシェル焼型 200円

 サイズ:7.7×4.5×深さ1.5cm

 耐熱温度:240℃

 表面がフッ素樹脂加工です。

 購入時点で少し歪みがあり、平らな場所に置くとガタつきます。

③ダイソー シリコーンケーキ型 フィナンシェ 200円

 サイズ:7.3×3.8cm×深さ1.7cm

 耐熱温度:-30℃〜230℃

 シリコンの厚さはマドレーヌと同じ。

 少し小さめですが、大きさの割に深さがあるのが高評価です。

④Seria シリコーンミニ フィナンシェモールド 100円

サイズ:6cm×2.5cm×深さ1.1cm

耐熱温度:200℃

Seriaのカヌレ型はシリコーンが薄いと感じましたが、このフィナンシェ型はダイソーと同じぐらいの厚みがあります。

①ダイソー シリコーンケーキ型 マドレーヌ 

生地はこちらの配合で作っています。↓

<生地の作り方> ダイソー型9個分

卵          60g

グラニュー糖     38g

はちみつ       11g

オレンジの皮     1/4個分 ※なくても可。レモンの皮でも。

薄力粉        30g

アーモンドパウダー  15g

ベーキングパウダー  1g

無塩バター      56g

①卵・グラニュー糖・はちみつ・オレンジの皮を混ぜ合わせる。

②湯煎で人肌まで温める。

③ふるった薄力粉・アーモンドパウダー・ベーキングパウダーを入れて混ぜ合わせる。

④溶かしバターを入れて混ぜ合わせる。

お店でシリコーン型で焼くときは油スプレーを降るのですが、ここでは常温の柔らかいバター(分量外)をハケで塗ります。

型のふちから2mmぐらいのところまで生地を流し込みます。

金属の型で焼くときと同じように、160℃で13分焼いたところ。

(天板が完全に平らではないので、少しふちに生地が寄っています)

型からはすごく綺麗に外れました。

でも焼き色がほとんどつかないです。

私のオーブンは両サイドが焼き色が強くつきやすいので、端のものはまばらに少しだけ焼き色がつきました。

ふちが焦げる寸前で少し固いのに対し、模様のある部分はとても柔らかいです。

今度は温度を変えてやってみました。

170℃で5分焼いたあと、天板の奥と手前の向きを入れ替えて、140℃で10分焼きました。

焼き色はまだ薄いもののさっきよりは少しついていて、ふちの部分の固さは和らいだのでさっきより全体のバランスがいいです。

何度か焼きましたが、どの温度でもあまり焼き色をつけることができませんでした。

金属型と同じ温度でも焼けますが、160℃でずっと焼くよりも途中で温度を変えたほうが、焼き上がりのバランスはよくなります。

②ダイソー マドレーヌシェル焼型

※生地は①と同じです。同じく9個取れます。

金属製の型では、通常バターを塗って冷やし固めたあと、小麦粉をふって余分な粉を落とした型に生地を流します。

この型はフッ素樹脂加工なので、バターのみとバター+粉の2パターンで焼いてみます。

上段:バターのみ 下段:バター+粉

生地を流して160℃で13分焼きました。

バターのみの方は少し剥がれにくいものの、焼き色は十分についています。

バター+粉の方は、すんなり取れる代わりに表面の焼き色は余りつきませんでした。

③ダイソー シリコーンケーキ型 フィナンシェ

生地はこちらの配合で作っています。↓

<生地の作り方> ダイソー型6個分

卵白         60g

グラニュー糖     50g

水飴         10g

薄力粉        24g

アーモンドパウダー  24g

無塩バター      56g

①バターを中火にかけて焦がしバターにし、ボウルに移して少し冷ます。

②別のボウルで卵白・グラニュー糖・水飴を混ぜ合わせる。

③湯煎で人肌まで温める。

④ふるった薄力粉とアーモンドパウダーを入れてよく混ぜ合わせる。

⑤温かい焦がしバターを入れて混ぜ合わせる。

マドレーヌ型と同じく、常温のバターをハケで塗ります。

型のふちから1~2mmぐらいのところまで生地を流し込みます。

いつもの金属製の型より小さいので、焼き時間を少し短くします。

210℃で4分焼いたあと、天板の奥と手前の向きを入れ替えて、180℃で9分焼きました。

底にもちゃんと焼き色がついています。

(前半を210℃5分にした方が焼き色は濃くなりますが、私のオーブンだと6個中2個が角が少し焦げました)

④Seria シリコーンミニ フィナンシェモールド

※生地は③と同じです。約17個取れます。

サイズが小さいので焼き時間はさらに短くします。

210℃で3分焼いたあと、天板の奥と手前の向きを入れ替えて、180℃で7分焼きました。

焼き上がりはダイソーと余り変わりません。

底にも焼き色がつきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マドレーヌ型はどちらかを選ぶなら、焼き色がしっかりつくフッ素樹脂加工の方を選ぶのがいいです。

ただしフッ素樹脂コーティングは寿命が短いので、しょっちゅう作る場合や長持ちする型が欲しいなら、専門店で探すのをおすすめします。

フィナンシェ型は思った以上に良かったです。

表面のカリッと感と中の柔らかい部分のコントラストを楽しみたいので、私はフィナンシェを焼くときはなるべく深い型を選びます。

その点、ダイソーの型は大きさに対して深さが十分にあり、焼き色もちゃんとつくのでこれで200円はかなりコスパがいいです。

Seriaの方は小さい分、中の柔らかい部分が少なくなりますが、こちらも十分使えると思いました。

ただ1枚で4個しか取れないため、これを使うなら何個か購入したほうがいいと思います。

もちろん金属型で焼いた方が色むらも少なく、側面のカリッと感もあるので、仕上がりにこだわる方は金属製の型を使った方がいいです。

でも表面とふちがカリッとするので予想よりはるかに仕上がりは良かったです。

今回はマドレーヌ型とフィナンシェ型を検証しました。

マドレーヌ型は消耗品として買うならありですが、フィナンシェ型は高コスパなのでおすすめです。

今回のマドレーヌは、アーモンドパウダーを使って休ませずにすぐ焼く生地を使いましたが、アーモンドパウダーなしの基本のマドレーヌのレシピと作り方はnoteでかなり詳しく解説しています。

https://note.com/lottatips/n/nc1c4c1576b6b

フィナンシェの作り方もnoteの方が詳しいです。

https://note.com/lottatips/n/n8e6b765d6436

↓私が普段使っているのはマドレーヌ型・フィナンシェ型とも松永製作所のものです。

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